山へ・・・
何をしてようが人間、そもそも命あるすべてのものが
1分、1秒先の未来も保証されてない。
それを意識しないように蓋をして生きています。
僕の実家から見えるこの景色は、とても美しく
吸い込まれそう。近寄らなければければそれだけなのですが、
登っていけば厳しいものが待っています。
山を登るものとすれば、それでも行きたくなってしまう。
これからは里帰りして見上げるたびに複雑な思いがこみ上げそうです。
山岳スキーレースのスタート前、「かかってこい!」と笑顔で鼓舞され、
引き離されないように必死に追い続けた後ろ姿。
西田由香里さん ご冥福をお祈りします。
(2019年の正月に撮影)